ディアプラス 4月号 テンカウント ネタバレ

f:id:Saku_sakurako:20160321011232j:plain

count29.「10 COUNT」

表紙は五角形の星形のランプがさがるお部屋で横たわる、上半身裸で気だるげな様子の黒瀬くん。セクシーです。
アオリ文は「ーーー星にかける願いは……?」

ーー

引き続き、エロシーンが続きます!!
気持ち良すぎて完全に我を忘れちゃってますね城谷さん。
前回、黒瀬くんは口へのキスを避けたから、
城谷さんからいくのかな?と思ってたのだけど、キスしなかったなぁ。
あいかわらず最後の砦のようです。

全体20ページのうち、エロシーンは3ページのみ。
残りは突如始まる、黒瀬くんの過去話
ちび黒瀬くん登場です。何歳くらいだろう小学生高学年くらい?


黒瀬くんも、まぁ、こんな小さい時から歪んでますねぇ 。
ご両親共に自分の子供には興味を示さず、そんな二人を冷静に分析してしまう
黒瀬くん。非行に走るわけでもなく、この時から冷めた性格なんですね。

でも、人に興味がないわけではないらしくて、
わざとボールを投げ入れて窓ガラスを割ったお家の住人、
西垣さんのおうちに入り浸るようになります。

で、何が歪んでいるかというと、この西垣さんが城谷さんに似てるんですよねぇ。
この方も同じく潔癖症。本文では「不潔恐怖症」と出ています。
さらにお顔立ちも似てまして…。
これは描き分けられなかったんじゃなくて、あえて似せてるんだと思いますが。

毎日毎週通い続けて、背中にもたれかかっても大丈夫なくらいまで
距離をつめるチビ黒瀬くん。
ある日、「このまま誰とも関わらないようにして死ぬんじゃ、
何のために生きるのか解らない」とぼやく西垣さんに対して
「俺が居るじゃん」と返します。

ーーーというところで終わります。

西垣さんとチビ黒瀬くん、明るい未来がくるとは想像しにくい関係性ですねぇ。
ユングフロイトのトラウマ説を汲んでいるお話なので、
きっと、この過去があるから黒瀬くんがあるんだ!ってことなんだと思います。
(※今、流行りののアドラー心理学はトラウマ説を真っ向否定してるけど)

次号は巻頭カラーで登場!引き続き、黒瀬くんの過去回のようです。